【田舎】売るに売れない空き家の負動産!ボロ家でも買い取ってくれる?【買取】
近年では空き家問題がさらに加速している傾向にあり、売るに売れない負の不動産、通称負動産が増加しています。特に問題になっているのは、人口減少や高齢化社会に伴う田舎の空き家やボロ家です。
何か利益を生み出すわけでもなければ税金しかかからない負の遺産のようなものなので、早急に対策するべきでしょう。しかし、そのまま放置していても何も良いことがないので、不動産買取をしてもらうのがおすすめです。
それでは、売るに売れない負動産の買取についてご説明しましょう。
【なぜ負動産が発生してしまう?】
売るに売れない負動産が発生してしまうのは、田舎を初めとする郊外の人口減少や高齢化が加速化しているため、空き家やボロ家を放置しているからです。
空き家やボロ家になったとしても、しっかり対策すればそこまで資産価値を下げることなく活用できます。しかし、人口減少や高齢化が加速化する田舎や郊外は需要が低いため、地価総額が大して高くならないため、買い手を募集してもなかなか見つからないのが現状です。
近くに生活に便利な商業施設がなかったり、交通が不便だったり、閑静な住宅地でもなかったりと、生活にするにあたって重要な付加価値がない場所の空き家やボロ家は負動産になりやすいでしょう。
都心への人口集中によって地方の過疎化が深刻な問題へと発展し、地方の経済力の低下や地価の下落、利用していないにもかかわらず課税され続ける固定資産税や管理費や修繕積立金などが発生することなども追い風となっています。
【負動産を処分するなら買い取ってもらうのがおすすめ!】
売るに売れない負の遺産となっている負動産を処分したいなら、やはり不動産買取を利用するのがおすすめです。寄付や譲渡、空き家バンクへの登録、相続した空き家なら相続放棄といった方法がありますが、最も手軽に素早く手放せるのが不動産買取です。
不動産買取であればすぐに手放せる可能性がありますが、不動産買取業者としては需要がない空き家やボロ家を買い取る以上、買取価格が非常に低い状態で処分することになるかもしれません。そもそも必ず買い取ってくれるとも限りませんし、相続人が複数いる場合は相続人全員の合意がなければ売却できません。
【場合によってはリフォームをしたり更地にしたりして買い取ってもらうのもアリ】
そもそも必ず買い取ってくれるとは限らない以上、もう一つの選択肢として考えておきたいのが、空き家やボロ家を解体して更地にしてしまうこと、そしてリフォームすることです。
建物としての価値が見込めない以上、そのままでは売却できませんが、土地しては利用価値がある場合があります。もちろん更地にするために建物を解体しなければならないので、解体費用などを捻出しなければならないので注意が必要です。
さらに、空き家やボロ家をリフォームして心理駆動用にすることでも買い取ってくれる可能性が高まります。利用価値が上がれば買い取ってくれる可能性が高まるため、リフォーム費用をかけてでもリフォームする価値は十分にあるでしょう。
とはいえ、多くの費用がかかる以上、せめて無事に売却できるかどうかが重要になってくるため、リフォームや更地にしても売却できるのかよく検討する必要性があります。
【まとめ】
田舎や郊外にある、売るに売れない負動産は増加している傾向にあるので、空き家問題を減らすためにも様々な対策が必要です。
不動産買取業者であれば空き家やボロ家でも買い取ってくれる可能性がありますが、必ずしも買い取ってくれるわけではありません。リフォームや更地にすることも考えつつ、処分する計画を立てる必要性があるでしょう。